いつする?相談のタイミング

「離婚したい」と言われたらどうすればいい?(前編:夫婦関係の修復)

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解決!アスクミー JIJICO

パートナーから突然「離婚したい」と言われたら、混乱や焦り、悲しさや怒りなどいろんな感情でいっぱいになりますよね。でも、その感情のまま行動を起こすのはやめておいた方がいいかもしれません。まずは状況と気持ちを整理するところから始めてみましょう。

解決!アスクミーには、離婚問題をさまざまな角度から解決できる専門家が多く在籍しています。諦めたりひとりで抱え込んだりせず、必要なら専門家を頼ってみてくださいね。

今回は前後編でお届けします。

前編:夫婦関係を修復するにはどうすればいい?(監修:夫婦問題の専門家 村越 真里子さん
後編:離婚する場合はどうすればいい?(監修:弁護士 片島 由賀さん

夫婦関係を修復するにはどうすればいい?

まず、離婚というキーワードが夫婦間で挙がっているものの、関係修復が可能な段階にできることを考えてみましょう。離婚といえばすぐに「離婚したい・したくない」「養育費は」「慰謝料は」といった問題にフォーカスしてしまいがちですが、もしあなたが即座に離婚に賛同できない心境なのであれば、離婚届を出す・出さないという問題よりも、先に考えるべきことがあるかもしれません。

何の原因もなく離婚まで話が進むことはありませんので、相手から突き付けられている理由別に夫婦関係を修復するために必要なことを見ていきましょう。

ただ、その前に重要なことがあります。夫婦関係の修復はノウハウをそのまま実行してできるものではありません。なぜなら、あなたとパートナーはそれぞれ個々の人間だからです。ノウハウが参考や気付きになることはあっても、「あなた自身」が、「目の前のパートナー自身」と向き合うことなしに修復することはできないのです。

また、どちらが正しい・正しくないということありきで考えてしまうと、相手との関係修復ではなく「自分の意見を主張し・押しとおせるかどうか」が話の中心になってしまいます。そこに生まれるのは相手との「対立」です。

もし、信頼しあえる夫婦としての関係修復を望むのであれば、悲しい気持ちや怒りなどの感情は横に置いておき(感情を殺す必要はありません)、冷静な気持ちを取り戻すことから始めましょう。

パートナーが不倫していて、離婚したがっている場合

この場合、関係修復は非常に困難であると言えます。相手が理屈ではなく、感情で動いているためです。また、修復したとしても、あなたの傷は消えるわけではなく、常に疑う気持ちとの戦いになります。相手の言動に不安になったり、何度も裏切られて失望する可能性もあります。

それでも、関係を修復したいという場合、重要なのはパートナーが不倫しているという事実から目をそむけないことです。そして、現時点では少なくとも不倫相手への好意や楽しさの方が、あなたへの愛情より勝っているという事実を受け入れることが必要です。

楽しいことは、辛いことや面倒なことよりもずっと魅力的で、時間があれば考えていたい、触れていたいと感じるものですよね。重要なのは「感情」「心」が不倫相手に傾いているということです。人間は感情で動く生き物なので、感情面でここまで差がついてしまっていては、理屈ではどうしようもありません。

その前提で、パートナーが不倫相手よりもあなたを選ぶ気になったら、離婚を考え直す可能性が生まれてきます。

多くのケースとして、相手をもう一度振り向かせるために「嫌われないための努力」をしてしまったり、「相手に尽くす」ことに一生懸命になったりと、根本解決ではないところに労力を割いてしまうことがあります。たとえば、優しく接してみたり、家事や育児に今まで以上に精を出してみたり。

でも、よく考えてみましょう。あなたのそばに、一緒にいるだけで楽しくて仕方ない大好きな人と、距離を置きたいのに離れてくれない人、2人の人物がいたとします。距離を置きたいと思っている人物の言動が優しくなったところで、すでに心が離れているので、あなたが嬉しさや喜びを感じる可能性は薄いでしょう。そして、大好きな人と過ごす楽しさは変わらない。その状況で、大好きな人を捨てて、距離を置きたいと思っていた人との関係を見直すことはありません。

では、どうすればいいのでしょうか?

まずは、関係修復ありきで考えることをやめてみましょう。なぜならその夫婦関係は、あなたにとっても何のメリットもない可能性があるからです。たとえば、「パートナーや不倫相手だけが幸せになるのは許せない」という感情で離婚を拒絶している場合、あなたとパートナーが夫婦として信頼し合う感情的な動機はお互いにありません。

もし、「あの頃はよかった」「昔はうまくいっていたのに」と過去に目を向けるのではなく、未来に目を向けた時に、パートナーもあなたも感情的に楽しさや喜びを感じられる関係になれるのだとしたら、そこには修復の可能性があります。

あなたが不倫していて、それが原因で離婚したいと言われた場合

この場合は、あなたの意志よりも、パートナーの意志をまず尊重するべきでしょう。

あなたがどこまで深刻にとらえているかはともかくとして、相手はひどく傷つき、疲れ、失望している可能性があります。あなたがどんな理由で不倫してしまい、いま夫婦関係を修復したいと思っているのだとしても、相手には大きな心の負担がかかるでしょう。

夫婦関係は相手あってのものです。あなたひとりで関係を決めることはできません。どういう関わり方がベストなのかは、一般常識で決められることでもありません。

夫婦関係を修復できるとすれば、それはパートナーの方から「考え直してもいい」「やっぱりあなたが必要」と思える必要がありますが、相手の感情は理屈でコントロールしたり、論破してねじふせられるものでもありません。

関係修復することが相手にとって本当にためになるのか?夫婦や家族のためになるのか?ということから考えてみる必要がありそうです。

結婚生活を続けるのが困難な状態にある場合

ここでは、金銭面のトラブル、暴力、予期せぬ病気や事故などによる疲弊などを想定して考えてみます。

この場合、直接的なトラブル自体をなくすだけでなく、なぜそうなったか?それによって今の二人の関係がどうなっているのか?家族全体にどう影響しているか?を考えなければなりません。

たとえば、隠していた借金が原因で離婚まで話が発展した場合、借金を返せば関係修復するかと言うと、そうではありません。借金を隠していたことへの不信感、失望などが生まれていた場合、その感情を解消しないことには、信頼しあえる夫婦に戻ることは難しいと言えます。

また、「もう借金しない」「もう暴力は振るわない」という口約束も長くつなぎとめておくことはできないでしょう。まずは借金や暴力をしてしまう心理的・環境面での原因と向き合うところから始める必要があるかもしれません。

どちらかに非があるわけではなく、病気や事故をきっかけに関係が壊れてしまった場合、病気やけがを抱えている一方だけではなく、双方のケアが必要になります。疲弊と言うのは恐ろしいもので、頭では何も考えられない心理状態に追い込まれてしまうこともあるからです。

価値観の不一致や細かなことの積み重ね

完全に食い違いを許せない段階になる前であれば、そして、それが一時的なボタンの掛け違いでしかなく、本来は許容範囲のずれでしかない場合は、関係修復できる可能性があります。

お互いが同じ方向を向けるような「共通の話題」を持ったり、相手の悪いところではなく良いところに目を向ける努力をお互いにすることで、関係が改善できるかもしれません。

そのためにもまずは、相手に「関係を修復する」という考え方を受け入れてもらう必要があります。

夫婦関係を修復したい。誰に相談すべき?

夫婦の問題はあまりにも根深く、本人同士が議論を始めると収拾がつかないことがあります。議論と言う「対立する形」を生んでしまっては、お互いが夫婦関係の修復と言う共通のゴールを見据えることなく、相手の非をつつき合うしかなくなるからです。

そこでお勧めしたいのは、夫婦問題・離婚問題を専門に扱う専門家への相談です。

家族や友人など身近な人に相談しても、感情がもつれるばかりで客観的な判断ができないことがあります。その点、経験を多く持つ専門家であれば、客観的に話を聞き、状況を整理し、必要なアクションをアドバイスすることができます。これまでに蓄積した経験をベースに判断するので、アドバイスの精度も高くなりやすいと言えます。

夫婦関係を修復するには、いつ相談すればいいの?

信頼しあえる夫婦関係をつくるというゴールから考えれば、離婚を突き付けられた時点ですでに危機的な状況にあります。すぐにでも相談しましょう。

もし、まだ相手から離婚や別居の申し出がない段階で、「離婚と言われるかも?」と不安になってこの記事を読んでいる段階であれば、もう行動に移しておいても遅くないでしょう。

夫婦関係の構築は、状況が悪化するほど難易度が上がり、時間も要します。相談タイミングが早ければ早いほど、あなたの苦痛は小さく短くなります。

夫婦関係を修復する相談相手の見つけ方

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